腐ったままにBL

BL漫画の感想ブログ。動画関係で語ることもあるかも。気ままに語っていく予定です。

【感想】ボーイミーツマリア PEYO

ボーイミーツマリア

今回のネタバレ感想は、PEYO先生の「ボーイミーツマリア」です♪
表紙の色使いがきれいですね~
個人的には好みです(*´▽`*)
表紙に泣いてる子がいるのが意味深で気になったので読んでみました!
では、内容紹介いってみます♪

あらすじ

幼いころからヒーローに憧れる大河は、高校に入学し運命の女子と出会う。
その相手は、演劇部のマドンナ・通称「マリア」。
公演で一際目立つマリアに一目ぼれした大河は、出会ったとの日に自分のヒロインになってくれと告白するも、あえなく玉砕。
評判の美少女は実は男だったー。(引用:ちるちる)

設定・評価

同級生・学園もの・シリアス
オススメ度:★★★(★)

ネタバレ感想

ヒーローになりたいという願望をもった大河は表紙にいうと黒髪の立ってる子です。
それに対して体育座りして泣いてる子が学園の「マリア」こと本名:有馬 優君になります。
高校に入学した大河は演劇部に入ることを希望します。
理由は、ヒーローになりたいからですね~
現実的に考えてヒーローを目指すなら仮面ライダーとか戦隊ものやる俳優を目指すしかないですもんねぇ(´・ω・`)
でなわけで、演劇部の催しを見に行くことに…

そこには、演劇部のマドンナこと「マリア」が踊っていました。
これをみて大河は完全に惚れます!!!!
周りの友達はマリアの正体が男と気づきましたが大河は、
マドンナキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!状態のため女の子だと信じて小さな花付きで告白しちゃいます。
マリアには冷たく断らる&それとなく男アピールされてしまい周りからフォローされる始末…
しかし、ハスキー&ますます好きになったと大河は諦めません!!!
(なんて陽気な主人公なんだ…(笑))

翌日、大河は希望通り演劇部に入部します!!
そこには男子の制服をきたマリアが!!!
信じられない大河に部員からもマリアは有馬という男の子と説明されますが、マリアと小学校が一緒の生徒から「昔マリアは女子の服を着ていたから女では?」との情報をGETします。
男装した女の子!?という希望ができたことで再度アタックを仕掛けます。
訳アリの女の子だと勘違いした大河は、女の子として有馬をほめていきます…
聞いていたマリアこと有馬はガチギレし男という証拠をみせるためズボンの中を大河にみせます( ˘ω˘ )
(ここ真っ黒!!!!)
夢が崩れる大河をよそに、表面しかみないやつにいい演技はできないと言い残し去っていく有馬。
追いかけようとする大河ですが、有馬の後ろ姿は悲しそうで声をかけれません。
ヒーローとは程遠い行いをしてしまったと気づく大河は根はいい子なんでしょうね。

演劇部で本格的に活動を始めた大河ですが、全然演技がうまくなりません。
先輩から人間の役が与えれないと言われてしまします。
(ここ先輩笑顔でいうから怖いわ)
有馬にも無視され雰囲気はよくない様子。
友人に相談するなかで自分がヒーローを目指すきっかけを再び思い出します。
走馬灯という形でwww
友人の一人から、女の子と勘違いして好きになったことを謝れば?と言われますが大河は考えてみたら男とか女とか関係なく有馬が好きだと考えだします。
そして、衝撃の行動に!!
そう、掃除時間中に有馬を見つけ傷つけた謝罪愛の告白をするのです!!!!!
もっとお前のことを知りたいという大河への回答として有馬はもっと演技がうまくなって僕を感動させたら教えてやるといいます。
友人たちは有馬は難しい奴ではといいますが、大河は自分が告白したときに渡した花を大事にもってる有馬は悪い奴ではないといい演技を頑張る決心をします。

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この日を境に人一倍努力する大河。
なんと50ページの台本もしっかり暗記済み。
自陣をもって有馬に演技を披露しますが、有馬に倍返しされますwww
同じセリフでも有馬がいうと違うんですね。
大河君、告白する演技で赤面しちゃいます。
ですが、努力が認められて有馬が直々に演技指導してくれることに(∩´∀`)∩
(やったね!)

大河は学校でうたた寝する中で昔の自分の夢をみます。
お父さんの浮気が原因でお母さんと仲が良くなかったこと、お母さんが病気で入院していたこと、お見舞いにお父さんと言っていたのに途中でいなくなったこと、容態が急変したお母さんが亡くなったこと…
目が覚めると目の前に有馬がいることで、大河の暗い気持ちは吹き飛びます。
練習に励む二人ですが、男役をする有馬にも魅力を感じだす大河。
顧問の先生に、演技を見てもらう大河ですが高評価をもらいます!
(大河のあだ名:スーパーポジティブホモキャラってwww)
有馬のおかげといいますが、周りからは信じてもらえません。
どうやら有馬は、みんなの前でダンスしか披露していないようで、演技はみせていないことが判明。
大河は、顧問の先生に呼び出されて衝撃の事実を告げられます。
有馬は、心の性別が二つに割れている子なのだそう…(´・ω・`)
本来は、女として生きなきゃいけないのに男としての気持ちもあると…

ここからは有馬の過去編に突入します!
女の子が欲しかった元女優の母親ですが、二人目はできず旦那さんと離婚になってしまったようで4歳から有馬を女の子として育てることを開始。
7歳になると有馬本人も自分は女の子と思っているようです。
ハリウッド女優になるとい夢を有馬に託すため、男の子としても趣味は完全シャットアウトされた生活を送ります。
学校の先生も女と信じているようですが、演劇の先生は信頼していたので有馬は本当の性別を告げます。
そこで悲劇が。
先生は確かめたいといい嫌がる有馬を無理やり襲います(´・ω・)
さらなる仕打ちが行われそうなところを間一髪助けがきたことで無事出すかります。
このことがきっかけで、有馬は助けてくれた男性のようなヒーローを目指して男になることを選ぶのです。
(このヒーローはのちにわかります)
話は現代に戻ります。
有馬は、女の部分に頼らないと演技が人前でできないこと大河にぶつけます。
有馬の過去を知った大河は、再び謝りに行きます。

大河は、今度の公演の主役を有馬にしてほしいと顧問に頼みますが逆に自分がやることに!!!
さらに厳しい特訓を越えた先の大河は見違えるような演技を本番でします。
一方の有馬は、変わらず女装姿でなくては舞台に立てません…
お客も変わらずマリアと思いみにくるギャラリーばかり
思わず男の部分を見せてしまった有馬に対して、ギャラリーの反応は冷たいものです。
思っていたのと違うという視線に発言ばかり。
倒れそうになるマリアを大河は助けます。
何とか劇が終わった部室では、他の部員は有馬の事情を知り大河をホモといじってごめん言われます。
ホモの意味を初めてそこで知る大河ですが、自分は男としても有馬が好きだと宣言。
部室のどこにもいない有馬をみんなで探しますが、大河が自分が連れて行くから打ち上げの準備をみんなはしてくれとお願します。

男としての自分を否定されたと感じた有馬は教室の隅で一人泣いていました
大河は見つけて声をかけますが、自分が何者かわからなくなった有馬は男の自分を受け入れてくれと大河を襲います。
結局、辛かった自身の体験を思い出し未遂で終わります。
大河は、男とか女とかではなく優としていてくれと泣きながら訴えます。
嫌なことから逃げ出さない有馬が大河は羨ましくて、誰かのために動ける大河に有馬は憧れたんですね…
ここの二人のやり取りは深いものがあります(-ω-)/

別の日の公演本番前に、有馬は次は男役で主役がしたいと願い出ます。
ついに、前に進む決心ができたよう!!
その日の公演は無事終わり、大河のお父さんもきていたようです。
(ここですべての話が繋がります)
有馬と大河は打ち上げ前に二人で反省会を行うことに。
友人たちが探しにきますが、二人は隠れてキスをします。
二人の距離が縮まったことでこの物語は終わりです。

描きおろしの初デートは可愛らしいです。
気合入った有馬いいですねwww
リードすると意気込んでた大河が肩抱かれてるの笑いますwww
意外にもウブカップルなのもいいですね♪

いや~
読み終わってからの感想として、この話深い!!
普通にBLで仲良くしてるのとかくっつくかどうかを楽しむ人には物足りないかもしれませんが。
だから、評価に(★)つけたんですよね。
なんかおっさんずラブに近いような印象受けました。
作者も人間愛を伝えたいとネットのインタビュー?で読みましたがまさしくそれ!という感じ。
映画にもなれそうな雰囲気のお話で新鮮なので、ぜひ普通のBLに飽きた方は読んでみてほしい一冊です(*^▽^*)
では、めるーでした☆

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ボーイミーツマリア

おすすめポイント

・BLとは違う雰囲気!
・人間愛とはこのことか…( ;∀;)
・表紙の色使いがおしゃれ☆

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