【感想】恋ではないと思いたい　澄谷ゼニコ

恋ではないと思いたい

恋ではないと思いたい

今回のネタバレ感想は、澄谷ゼニコ先生の「恋ではないと思いたい」です。
もうタイトル通り！
なんかキュンキュンする内容です（＾＾）
この話、簡単に言っちゃうと友達以上恋人未満って感じ。
えっ、どういうこと！？と思った方もいるかも…？
でわでわ、内容紹介します☆

あらすじ

もどかしくも甘酸っぱい、男子高校生の不器用な恋模様ー。
高校生の恵一は、クールで女子にモテる宗太と幼馴染み。
マイペースな宗太には振り回されてばかりだけど、いつも隣にいて何でも言い合える関係だった。
なのに最近恵一は、「恵一といた方が楽しい」と自分にだけ笑いかける宗太にドキドキしてばかり。
惹かれる恋を「恋ではない」と誤魔化すが、それを後輩の桜庭に気づかれて…！？
（引用：ちるちる）

設定・評価

ほのぼの・同級生・学生
オススメ度：★★★★

ネタバレ感想

まずはサクッと人物紹介から。
表紙の右にいる困った顔で前方にのイケメンを見てる黒髪が恵一です。
窓に向かって手を振ってる銀髪が宗太になります。
宗太は、あれだな…
エヴァのカ〇ル君を連想させるようなイケメン。

2人は幼馴染です。
校内でいつも行方不明になる宗太を探すのが恵一の役目。
物語の始まりも、宗太を恵一が見つけるところからスタートします。
見つけた宗太と教室に帰る途中の出来事です。
宗太はかなりモテるようで校内を歩けば、女の子から「キャーキャー(≧∇≦)」いわれます。
（カ〇ル君似だもんな…）
そんな宗太ですが、女子から手を振られたら反射で振り返すため人気高いです！！
告白される回数も多いことから、恵一はふと「好きな子いないの？」と尋ねます。
それに対するanswerが、
「恵一といたほうが楽しい（笑顔付き）」。
恵一密かに照れて喜びますｗｗｗ
こりゃ恵一嬉しいね、恋か友情かわからない時点だけども。
なんか読んでてニヤニヤしちゃう(^o^)
これからこいつ自覚しますよって言いてやりたいね。

クラスに戻ると、恵一はみんなからどうして場所がわかるのかと質問攻め。
恵一は行動パターンを覚えてるようですｗｗｗ
（ストーカーみたいな…笑）
宗太はまんざらでもない様子。
能面と言われている宗太はお礼にアメ+0円スマイル(/・ω・)/
ここで恵一は保健室に落とし物をしたことに気づきリターン。
そこで一人の女子生徒と出会います！！！
軽い挨拶だけでその場は終わりましたが、彼女は恵一のことを知ってるみたいです。

また、いつものように宗太を探しに保健室へやってきた恵一。
すると、笑顔で女子を会話する宗太が！！！
宗太を先に先生の元へ行かせ恵一は彼女と話すことに。
彼女の名前は「桜庭」。
保健室の常連同士のようで宗太と話す仲のよう。
恵一思わず焦ります。桜庭の存在を知らなかった模様！
この桜庭さんハキハキものを言ってくれます。
気にしてる恵一に対しても「あなたの話ばかりですよ」とか「変な嫉妬やめてください」とか読者の思うことすべて言ってくれます。
ここまで男女が揃って恋愛フラグ立たないのすごいです(^J^)
少女漫画ならここ絶対出会いでキューンなシーンなのにね（笑）

確信つかれまくりの恵一ですが、思わず仲良くやってといいます。
それに対して、桜庭強気です。
「友達じゃなくてもいいですね」と返されたことで恵一固まります。
（もう好きじゃん！宗太のこと早く認めて！）
と、微妙な空気になったとこで宗太帰還。
宗太に密かに桜庭のことについて探りをいれます。
ここで衝撃事実！！！
桜庭のフルネーム判明。
「桜庭丈（じょう）」とのこと。
丈！？！？！？！？？！
虚弱体質のわりに強い名前だな(;^ω^)

日は変わり、桜庭が倒れかけてるところを恵一助けます。
2人っきりになったことで、恵一は気になっていたことを直接聞くことに！
そう、「宗太と付き合ってるのか問題」
桜庭さんのanswer：本人（宗太）に聞かなかったのか
ごもっともです。
まぁ、結果として付き合ってないんだけどね(^_-)-☆
恵一思わず安堵してしまいます。
それをみた桜庭さん読者の心を読んでるかの如く恵一の背中押してくれます。
（以降は桜庭のことはさん付で呼ばせていただきます！）
ここで、なんのセンサーが働いたのか宗太合流→桜庭さん退場
今度は、宗太が桜庭さんと仲良さげな恵一をみて「付き合ってるのか」と質問。
違うと即否定する恵一に良かったと返事する宗太。
理由は遊ぶ時間が減るからみたいですが、
それ多分恋ですよ。

⇒恋ではないと思いたい【試し読み】公開中！！<公式サイト>ebookjapan

4話では宗太の過去話。
たくさんの女の子から告白されたようですが、好きでも嫌いでもないことから断ってきたみたいですね。
そのたび、相手に泣かれるので宗太も悪いことした気分になっていました。
その姿を間近でみているので恵一は恋=宗太を悩ませるものと思っているようです。
だから、恵一もなかなか気持ち認めないのね(´・ω・)

現代に話は戻り、恵一が宗太を遊びに誘いますが断られます。
断られた理由がわからず、桜庭さんなら知っているかもと恵一は保健室へ。
毎度のごとくベットに寝てる桜庭さんですが、しっかり理由知ってました。
宗太、まさかの女の子とデートだそう！！！
一気に落ち込む恵一ですが、そこはわれらが桜庭さん！！！
しっかり導いてくれます。
こんなに背中を押してくれるのは、桜庭さんは病弱でできないことが多く後悔することが多かったからなそう(@_@)
この話を聞いて、恵一の心は少しずつ動き出します。

再び、いつものごとく恵一は宗太を探しに保健室へ行きますがいません。
宗太のみならず桜庭さんも不在。
不思議に思っていると保健室の先生から軽く説明が…
翌日、桜庭さんはなんと倒れて入院。
いつものことなのか保健室の先生めっちゃ明るく恵一に教えてくれます（笑）
心配しながらも宗太を探す恵一でしたが、そこで宗太が女子とデートの約束をしている姿を目撃！！！！

宗太に休日の誘いを断られたことで家にいる恵一。
こなままでいいのかかなり悩んでますね。
我らが桜庭様のメッセージは効果バツグンだ(-。-)y-゜゜゜
（とうとう桜庭様になりましたｗｗｗ）
散歩＆お母さんにティッシュ頼まれたのをいいことに15㎞離れたショッピングモールへダッシュ！！！！！
恵一が到着すると、運よく？？宗太と彼女（仮）い遭遇。
宗太は飲み物を買いに行くといなくなり、彼女（仮）と二人きりに。
複雑な恵一ですが、なんとこの彼女（仮）まさかの恵一狙いでした！！
勢いで告白されるも好きな子いるからと断る恵一。
宗太はそれを陰で聞いて能面じゃなくなってるーーーー＼(^o^)／

彼女（仮）とは別れ二人で帰る宗太と恵一。
宗太は居ても立っても居られないようで、恵一になんで好きなやつ教えてくれなかったんだと言われます。
ここで恵一、ついに素直に「好きなのは宗太だ」と伝えます。
一瞬ポカンとした宗太でしたが、正気を取り戻してどこが好きなのか・なんで黙ってたのかと質問攻めですｗｗｗ
真面目に答える恵一も愛があるなｗｗｗ
返事はいらないと自己完結しようとする恵一ですが、宗太も黙ってません。
気を使うなと一言。
これ、遠回しにちゃんと告白してくださいという催促でOKかな？？？
再度、告白することになる恵一ファイト(∩´∀｀)∩
この後の宗太のどのくらい好きの質問に全部「yes」で回答するのいいですね♪
宗太はこの気持ちがまだなにかわからないようでしたが、一緒にいたいという気持ちは同じようです。

後日、無事に退院なさった我らが桜庭様。
挨拶に行く宗太ですが、桜庭様告白の件をご存知の様子。
どうやら盲腸から退院したばかりなのに、宗太から惚気話を聞かされているそうｗｗｗ
桜庭様が恵一の背中を押していたのは、宗太が以前から惚気話をしてくるからだったみたいですね。
宗太が保健室にくるのも、恵一に迎えにきてほしい＆惚気話を聞いてほしいのが目的で桜庭様は大迷惑だったようですｗｗｗ
初めて知る事実に恵一は、宗太に保健室出禁を言い渡します。
が、こりゃ宗太行くだろうな…（　＾ω＾）
これからも桜庭様は宗太の惚気を聞いて恵一の悩み相談を受けることになりそうです。
桜庭様の最後のセリフが的を得てますｗｗｗ

ということで、この作品は終わりです！！！
作中にキスシーンすらないんだけど、
その分2人が手をつなぐだけでドキドキしますね。
告白シーンも
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
みたいな感じｗｗｗ
ここで作者の話になりますが、
澄谷ゼニコさんは普段BLじゃない作品書かれてるんですね。
初BLコミックだそうですが流石漫画家さん。
ジャンル違いでもちゃんと綺麗にまとめてらっしゃいます♪
今後も2人+桜庭様の話があるなら読みたいと感じました。
以上、めるーでした☆★

▼▽無料試し読みはこちらから▽▼